2014年2月13日木曜日

HVのリコール

ホンダ、トヨタとHV車に対するリコールが立続け。プリウスの国内99万7千台、世界190万台という対象数に驚く。

ホンダ フィット、ヴェゼル のリコール
http://www.mlit.go.jp/report/press/jidosha08_hh_001530.html

トヨタ プリウス のリコール
http://www.mlit.go.jp/report/press/jidosha08_hh_001531.html

どちらもソフトウエアの修正が含まれる。ソフトウエアといっても、メモリーに格納されたものを書き換えるのか、基板交換なのか。

HVやアイドリングストップといった、所謂エンジンからの動力以外の制御を必要とする仕組みは、ますます複雑になっている。ブレーキは減速、停止する為だけでなく、姿勢を制御したり、エネルギーを回生する(ことで減速もする)仕組みでもあるし、アイドリングストップする車は、エンジンの負圧を使えないから、ブレーキのブースターは別の経路が必要になる。エンジンが停止していると、ノイズ源も無くなるから、その間動作するものは音が問題になることもある。

THSやDCTといった変速機の仕組みそのものは複雑なものではないが、その制御は様々な情報を必要とするし、その結果が、人が感じる不自然になってはいけない。

今更に、エンジンのダウンサイジングや軽量化、熱機関の効率といった、基本的な性能の底上げと、付加される安全性を向上する制御とのバランスが大切な気がする。

0 件のコメント:

コメントを投稿