2014年12月18日木曜日

投資部門別売買状況 2014年12月第2週

12月18日、東証発表の、2014年12月第2週(12/8-12/12)の投資部門別売買状況(東証一部)。

委託の4部門が揃って買い越し。これは珍しい出来事。しかし日経平均は大きく下落する週だった。個人の買い越しは7週ぶり。法人は4週連続、海外勢は2週連続だった。

FOMCを前に円ショート、ドルロングの持ち高が調整された様子がみられた。単にポジション調整であれば、ボラティリティの範囲で、トレンドではない。原油安が、資源国からの資金引き上げを生じているかもしれない。株式は株式だけの相場で動いていないことを強く思い知らされる。



2014年12月11日木曜日

投資部門別売買状況 2014年12月第1週

2014年12月第1週(12/1-12/5)の投資部門別売買状況(東証一部)、12/11東証発表から。

個人は6週連続の売り越し。海外勢と法人は買い越しだった。法人は3週連続の買い越し。個人は相場に対して売り上がっているので、投資余力があると言われる。年初からの累計では、4兆円に迫る売り越しになっている。

日銀によるETFの買入れが話題になっている。2014年の買入れ目標額にほぼ到達していることから、株式相場が大きく下落した12/10の反応に注目されたが、買入れは実施されなかった。12月第1週では、12/2、12/5にぞれぞれ、374億円を買入れ、1週間の買入れ総額は748億円。投資部門別で見たときに、法人の差し引き2892億円の買い越しだった。日銀は一方的な買いで、法人を経由しているとみれば、法人の買い越し総額に対して、約26%のシェアがあったことになる。

日銀の買い方は、下落時の買い支えを期待する声が多く聞かれるが、私見としては、下落を買い支えるよりも、目標額に対して、あまり相場を動かさないように、淡々と買っているように見える。それでも日銀の買入れが実施されると、GPIFを始めとする年金勢が追従するだろうから、相場は動くのだろう。





2014年12月4日木曜日

公開商標広報から (LINE)

LINE株式会社が、LINE Mapsという商標を2014/11/12に出願(商願2014-95196)している。役務の区分は、第9類、第16類、第42類とされている。地図アプリは、スマホのGPSやビーコンと組み合わせ、ナビゲーションの他、O2Oにも展開が進んでいる。Googleはもちろん、Appleも力を入れているジャンル。

LINEがどこの地図データを使うのか分からないし、ただ地図が使えるだけのサービスを始めるとも考えられない。新しいサービスになると思われるが、どんな新しさがあるのかが気になる。

投資部門別売買状況 2014年11月 第4週

2014年11月第4週(11/25〜11/28)の投資部門別売買状況。

個人は5週連続の売り越し、海外勢も売り越し、法人が買い支えた週だった。
日銀のETF買入れには、GPIFを始めとする年金勢が追従ようなので、指数銘柄が底堅い。
選挙後を織り込む動きになりそう。とすると、投開票の12/14明けとなる、12/15には注意が必要かもしれないし、その前のメジャーSQにも注意したい。

12月第1週は、日本国債の格下げ、日銀によるETF買入にJPX日経400を追加といった材料が続き、為替は一時荒い動きになったが、円安が継続。日経平均は強い動きになっている。この記事を書いている最中に、ついにドル円は120円を突破。海外勢の円ショートポジションがどれほど積まれているのか気になる。


2014年11月28日金曜日

N-BOX スラッシュ 商標出願済

今年の2月に書いた記事 商標出願から (ホンダ) にあった、N/(エヌスラッシュ)がついに発表された。

新型軽乗用車「N-BOX SLASH(エヌボックス スラッシュ)」をホームページで先行公開 (ホンダ ニュースリリース)

Nスラッシュではなく、N-BOXスラッシュとして登場。一見したところ、屋根が低いN-BOXという印象。では N Dock はどんな車になるんだろう?

先日、S660 が商標出願されていた。こちらは2015年に登場予定とのことだし、名前もその通りになるだろうと予想できる。

投資部門別売買状況 2014年11月 第3週

2014年11月第3週(11/17〜11/21)の投資部門別売買状況。
3週続いた海外勢の買い、個人の売りが一服。法人は買い越しだった。
法人の買いに加え、日銀のETF買い入れが週に1〜2回実施されることも、指数の主力を支えている印象。

12月はIPOが多数予定されている。上場初日に初値が付かないようなお祭り騒ぎが、今年も続くだろうか。マザーズに上場予定の銘柄には、すでに十分な実績を持ったところもチラホラ。主力銘柄は為替に強く影響を受けるだろうが、新興市場は国内勢が買い主体であることが多いし、ETFに組み込まれている例は少ないので、個人投資家の動向次第かもしれない。



2014年11月20日木曜日

投資部門別売買状況 2014年11月 第2週

東証が毎週発表している、投資部門別売買状況から。

売買代金ベース、東証一部、委託内訳では、個人が3週連続の売り越し。法人は2週連続の売り越しだった。年初からの累計では、個人の売り越しが3兆円を越えた。直近まで、ドル/円での円安と株高が連動していたが、今週(第3週)は、円安が進行しているにも関わらず、日経平均の上値は重い状況が続いているようだ。

NT倍率が12を越えてもなお進み、市場全体に対して、日経平均の高値感が突出していたが、4営業日程の足踏みで、MA25程度にまでは調整された。

10/17を底値に、日経平均は一本調子で上げてきた。相対的に割安な中小型株が放置されている状況が散見されるように感じる。

12月には衆議院選挙がある。今日も円安が継続している。昨年末は大納会まで高値更新が続いた後、今年の年初からは調整局面となった。今年はどうだろうか。



2014年6月17日火曜日

LEADERS



2014年6月17日(火)開催、トヨタ自動車の株主総会に行ってきた。お土産はドラマにも出てきたらしい、カレー(レトルト)。

株主質問と回答をメモしてきたが、整理しておくと良いだろうか?

繰り返えされた言葉。


  • 持続的成長
  • 真の競争力
  • もっといいくるまをつくろうよ

これらは、役員全員に徹底されている。

30万人超の雇用を創出している、間違いなく日本で最大の企業。トップだけでなく、役員のレベルが高いことが印象的。視点が高すぎて個人的にはあまり参考にならないw

「日本のものづくりをも守る」

こんなことを言える企業が他にもあるんだろうか。


2014年6月3日火曜日

AirDropのようなもの

今朝(2014/06/03 02:00〜)、WWDC14が開幕した。キーノートでは、OS X Yosemite、iOS8、Swiftが主な内容だった。詳しい内容は本家のストリーミングか、色々なサイトから知ることができる。

https://developer.apple.com/wwdc/

https://www.apple.com/apple-events/june-2014/

新しいOS Xと、iOSの間では、AirDropが使えるようになるそうだが、どうやらiPhone 4Sがその対象に加わる様子が無い。残念なので、OS XとiOSの間でファイル転送が可能な、AirDropのようなものを探してみた。結果は次の表の通り(2014/6/3現在)。


無償のものがあるし、有償のものでも、AppStoreで100円で購入できる。価格はキャンペーン等で変わる可能性があるので、ストアや各開発元から時価を確認するのが良い。それぞれAirDropと大きく異なるのは、OS X/iOSに限らず、AndroidやWindowsにも対応していること。

OS X/iOS/Androidで使えるものが希望だったが、選択肢が狭いので、OS XとiOS、OS XとAndroidそれぞれの間で使えるものとして、FileDropと、AnySendを使うことにした。FileDropのiOS版が100円で、他は無償だった(2014/6/3現在)。

AirDropは、Wi-FiとBluetoothを有効にし、いずれかを使って転送する。ここに挙げたものの中でWi-FiとBluetoothいずれも使えるのはInstashareのみで、他はWi-Fiで転送する。使い方の条件によっては、アプリケーションに向き不向きがあるかもしれない。例えば、iPhoneのWi-Fi(テザリング)にMacを接続している場合や、モバイルルーターに、各機器を接続している場合では、条件が異なる可能性がある。

Google Drive や、EverNoteといったクラウドサービスを使っても良いんだが、複数の機器を使い分けていると、単純な方法でデータを転送できることの方が、使い勝手が良い場面が少なからずある。AirDropは良い解決方法だが、使える範囲が狭い。ここに挙げたアプリは、OSに依らず同じ方法が使えるので、とても便利だと思った。

2014年4月15日火曜日

商標登録から(Apple)

Appleが「TRUE TONE」という商標を、2014/03/05に出願している。

区分からは、「光学機械器具,カメラ用フラッシュ,カメラ,グラフィック・画像・動画及び他のマルチメディアコンテンツを作成・編集・抽出・エンコード・デコード・表示・保存及び体系化するためのコンピュータソフトウェア,手持ち型携帯用デジタル式電子応用機械器具及び電気通信機械器具用コンピュータソフトウェア……」といった範囲とされる。LEDフラッシュが色相調整できたりするんだろうか?バヨネット式の交換レンズを装着するといった特許も出ているようだが。

iPhoneのカメラが弱い

これは良く言われている。暗い場所や、マクロの撮影での弱さは使っていて、屡々感じることだ。それでもコンパクトカメラの市場を大きく奪うことになった。

とあるカメラメーカー曰く


  • 安価なコンパクト市場はスマホに食われた
  • 高級コンパクト、レンズ交換式の市場は奪われていない
  • スマホには撮れない画角(ワイド端、テレ端、この倍率)がある
  • スマホはインフラになっている


これまではそうだろうが、これからもそうだろうか?Instagramのように、撮影や画像加工アプリを含むSNSが強く支持されている。より良い画質の写真データを登録したい、より多彩なエフェクトを使いたいといった需要はあるのかもしれないし、こういった需要を満たそうとするなら、例えば次のようなアプローチが考えられる。


  • カメラに通信機能を搭載(Android搭載機がその典型例)
  • スマホのカメラ機能を強化


iPhoneは、カメラ機能の強化ということになるが、その一端がこの商標登録に表れているだろうか?iPhone 6の登場が楽しみになるし、Android陣営の次のアイデアも楽しみだ。カメラメーカーには「スマホにはできない」と高を括るのではなく、カメラならではのわかりやすい価値の実現を期待したい。

ユーグレナの取り組み

ユーグレナの取り組み関して、このブログで書くのは3度目。ユーグレナは空腹を満たせないのだから、主食に混ざると良いのではないか。ユーグレナに作れるものとそうでないものがあるから、パートナーが重要。といった趣旨のことを書いてきたが、今日のリリースは、この一つの答えになるものだ。


このリリースを株式市場は好感したようで、寄り付きから成行買が大きく入り、ストップ高で大引け。イトーヨーカ堂が関与し、食品メーカー8社との共同開発が実現されている。しかも、第一弾とされているから、これからも継続する取り組みのようだ。
これまでは、UHA味覚糖とのものだけだったし、これは特に材料視されなかったが、今回のリリースは商品種類が増え、今後の展開も期待できるものとなった。

国内では、ファストフードでさえ高い質を求められ、牛丼店やハンバーガー店の業績から分かる通り、美味しければプレミアムを得られるようだ。ユーグレナは味ではなく栄養素がその価値の源泉になる。不足しがちな栄養素を、様々な食材に混ざることで、手軽に補うことができるだろう。第二弾以降の取り組みに注目したい。

2014年4月7日月曜日

背景にある勝負

2014年4月10日から、サークルK・サンクスにシャープの複合機が導入される。


シャープの複合機は、ローソン、ファミリーマートへの導入に続くものだ。

一方で、コンビニエンスストアの国内最大手は、セブンイレブン。今日現在(2014/04/07)で公表されている店舗数は、16,375店に及ぶ。セブンイレブンに導入されている複合機は、ゼロックスのものだ。


他方、シャープの複合機は、ローソン、ファミリーマート、サークルK・サンクスへの導入となり、それぞれ、11,130店、10,547店、6,359店で、合計28,036店に及び、セブンイレブンを大きく上回ることになる。

コンビニ大手としては、トップのセブンイレブンに対して、他のグループがどのように戦うかという勝負に見えるし、その背景には、ゼロックス対シャープという構図もある。

プリントだけで言えば、1枚30円程度で印刷ができるのは両者同等。高性能なデジタルカラー複合機を手軽に使うことができる。頻度が少ないなら、Wi-Fi経由で予めアカウント登録を必要としない分だけ、シャープの方が使いやすい場面がありそうだ。家庭用のインクジェットカラー複合機の本体価格が、1万5千円程度だとすれば、500枚分の印刷でトントン。500枚といえば、ありがちなオフィス用PPCの一束になる。

手元にプリンターがあると便利な場面はあるだろうが、本当に必要だろうか。コンビニは一つの通りに、何店舗も並んでいる。予め印刷して使うことが分かっているドキュメントであれば、PDF化してモバイルでバイスに入れておけば、必要な時に必要な枚数だけ印刷ができるというのが、今ある市場のサービスだ。

家庭用プリンターは、PCとデジカメの普及と同時期に、写真を自宅で印刷できるという効用を以て普及した。PCはタブレットに置き換えられ、デジカメは、スマートデバイスが賄うものになっている。印刷しなくても、多くあるSNSによって、写真はデータのまま共有することができる。SNSのデータを印刷するサービスもあるようだが、それは必要とされるだろうか。コンビニが担う社会インフラとしての機能は、食材や日用品の販売に留まらず、様々なサービスに影響している。次に無力化されるのは既存のどのようなサービスや商材だろうか。この勝負に参加しているのはコンビニそのものだけではない。


2014年3月13日木曜日

Windows XP SP3 、Office 2003 SP3 のサポート終了は、2014年4月8日

Windows XP SP3 と Office 2003 SP3 のサポート終了まで、残り1ヶ月を切った。今できていることに不満が無いからと、新しいコンピューターやOSへの置き換えに積極的になれない方が居るかもしれないが、そのコンピューターがインターネットに接続されているのであれば、OSの脆弱性を攻められることで、そのコンピューターが、ネットワークに接続された他のコンピューターやネットワーク、サービスに対する加害者になる可能性があることを一考して欲しい。

置き換えを考える方には、次の質問に答えることをお勧めしたい。

・そのPCで何をしていますか?
・それはPCでなければ出来ないことですか?

つまり、そのPCは今でも、これからも必要か?ということ。ありがちなのは、メールとWeb、ネット通販の利用。これらはすべてPCである必要はない。スマートフォンや、タブレットで可能だし、それはもう利用されている可能性が高い。

キーボードでの入力や、表示エリアが広いモニターを使いたいだろうか。確かにコンピューターの方が便利な場面は否定できない。

・Windows PCでなければできないことをしていますか?

Macという選択肢がある。コンピューター用のOSはWindowsだけではない。もう少し時間が経つと、Chromebook が日本でも一般的になるかもしれない。WindowsPCやMacと比較して、遥かに安価な選択肢になりえる。

Officeが必要だと言う方が居るかもしれない。Office Suiteも、マイクロソフトにだけあるという訳ではない。今はMacを買えば、Pages、Numbers、Keynoteといった、アプリケーションが無料で使える。これらは iOSデバイス でも同じアプリケーションを利用することができる。Windows、Macそれぞれで利用することができる、LibreOfficeや、Apache OpenOffice といった、無償で利用することができ、且つMicrosoft Officeとの互換性も期待できるソフトウエアも選択できる。iOS/Androidを使うのであれば、Google の QuickOffice という選択もある。KINGSOFTのOfficeは、iOS/Android版が無料で使える。

このように、Windowsや、MS Officeに代わる選択肢はある。選択肢はあるのだが、新しいWindows 8.1、MS Office 2013あるいは365に買い替える人は少なくないのだろう。なぜだろうか?

既存のデータを扱えることに対する担保が欲しいかもしれない。先に挙げたソフトウェアは、互換性が高いとは言え、作ったままの状態が再現できない場合がある。罫線やページレイアウトは重要かもしれない。その修正が困難ではないはずだが、面倒かもしれない。

選択肢が多すぎるのかもしれない。これまでは他に選択肢が無かった。Lotus Office やJust Suiteといった製品はあったが、広く普及しなかった。多くのユーザーにとって、マイクロソフトの製品がOSであったし、Officeでもあった。他の選択肢を考える必要がなかったはずだ。

これらを乗り越えて、新たな選択をしたとしても、使い方や印刷方法の変更に戸惑うかもしれない。ユーザーはこれまでの使い方を変えたくはないだろう。新しい使い方を覚える、これまでの使い方を再現するというのは困難な作業かもしれない。

こういった困難をサポートするサービスがあれば良いかもしれない。それをマイクロソフトに期待することはできないのだから、他のISPや、家電量販店、パソコン教室といった組織に、その力や動機は無いだろうか。

ユーザーは古いOSやアプリケーションの置き換えを迫られる。多くの選択肢を検討し、自分で決めるよりは、半強制的な置き換えを受け入れる方が楽なのかもしれない。しかし、できることは増えないし、そこにある生産性が(マイクロソフトが言う通りに)向上することもないだろう。つまり置き換えによってユーザーが利益を得ることはない。

Windows XPは2001年11月に発売された。SP3は、2008年4月に提供された。SP3以降でさえ6年が経過している。Windows Vistaは2007年1月に登場したが、ここでの乗り換えの失敗がXPを延命させてしまっただろうし、Windows 7は2009年の10月に登場したが、その後もダウングレード権を使ったプリインストールとして、XPは2010年10月まで併売され続けた。長い期間に渡って使われ続けたことが、その後の置き換えを難しくしている面は否めない。しかしITは短期間に大きな変化が起きる。新しいものがより良いものだと認知されないことは、マイクロソフトにその責任があるが、ユーザーには選択肢があるという事実はより重要だろう。

以下に、この記事で参照したURLをリストしておく。

https://www.microsoft.com/ja-jp/windows/lifecycle/xp_eos.aspx
http://windows.microsoft.com/ja-jp/windows/products/lifecycle
http://www.microsoft.com/ja-jp/office/2010/business/2003eos.aspx
http://blogs.technet.com/b/microsoft_japan_corporate_blog/archive/2013/12/19/windows-xp-office-2003-12-30-100.aspx


2014年3月12日水曜日

英語キーボードを使いたい


Windows PCを使うほとんどの時間、日本語を扱っているが、キーボードは英語配列のHHKBを使っている。

Happy Hacking Keyboard (PFU)

ローマ字入力を使うこと、キーボードの配列が使いやすいことがその理由。日本語キーボードは、一番手前の段に不要なキーが多く、記号類の並び方が乱雑だと思う。例えば、; と : は横に、[ と ] といった記号は上下と、キーが異なるが、英語配列は、同じキーでシフト。

慣れれば良いだけとも思うが、この意味では、英語配列に慣れてしまっているということも、大きな要因。

プラグ&プレイは随分前から存在する機能で、英語キーボードをWindows PCに接続した場合に、そうであると認識されれば良いのだが、デバイスマネージャーで確認しても「HID準拠キーボードデバイス」と表示され、一体何だと認識されているのか分からない。いくつかのキーをタイプしてみるしかない。加えて、ドライバーの更新から、別のキーボードとして認識させようにも、これがうまくいかない。果たして、レジストリの編集という手順になる。

このレジストリの修正値については、Googleで「英語キーボード」と検索すれば、沢山の情報が得られるが、マイクロソフト自身が、これを解説しているので、これを参照するのが確実。

コンピューターに USB キーボードを接続したときに Windows で正しいキーボード レイアウトが使用されないことがある (マイクロソフト)

記事のタイトルがおかしいだろうと思うし、そうだと分かっているなら対処すれば良いとも思うが、その対処がレジストリの修正だと言うなら、そうなんだろう。ただし、各値の意味までは解説されない。OSのバージョンアップが繰り返されているのに、いつまで経っても、解決されないままの問題の一つだ。

2014年2月26日水曜日

イメージの活用

YONEXが、新規事業参入を発表している。

2013年12月17日 スポーツサイクル事業に新規参入 超軽量カーボンバイクフレーム「カーボネックス/CARBONEX」 2014年4月発売

2014年02月26日 風力発電用ブレード製造・販売事業に新規参入 最適設計形状で低風でも回転しやすく、発電量増加に貢献する 風力発電用カーボンブレード「YW-100」2014年4月発売

「バドミントン」のイメージが強いであろう同社だが、その技術力を違うジャンルに展開している様子。「〜といえば」という想起は、企業が欲しいものだろうし、その為にプロモーションや様々な取り組みがある。

自転車や風力発電から、同社を想起することはまだ無いだろうが、いずれの最終商品やサービスも企業内で完結することなく、おそらくは違う強みを持った他社と協業することで、市場につながっていくことになる。それが継続できた先に、市場の想起が形成されるのではないか。


2014年2月20日木曜日

生活インフラとしてのコンビニ

二週連続の週末の大雪で、物流が滞った。スーパーやコンビニで食料品在庫が無くなるという状況は、あまり起きない出来事だが、セブンイレブンは、ヘリコプターを使った配送を試みたようだ。


ヘリコプターで配送すれば、その配送を販売しても元は取れないだろうが、そういう判断ではないし、単なるプロモーションでもないだろう。コンビニという存在が、ライフラインとして機能するか?ということだ。

いざというときのライフラインとして機能するという実績を示すことは、企業の信頼につながるものなのかもしれないし、それは日常の支持につながるのかもしれない。いずれにしても、大雪に限らず、何らかの自然災害等が起きた場合に、食料や生活必需品の供給を続けられるという信頼こそが、ライフラインとしての認知だろう。単なるコンビニエンスという存在ではなくなるし、その店舗には可用性が求められるようになるのかもしれない。可用性の向上はビジネスとしての効率性の悪化だろうか?必要なコストだろうか?コストを上げずに実現できることだろうか?

コンビニが市場に供給する商品やサービスは、これからも増えるだろう。それは、これまで起きたように、他の小売りやサービスから市場を奪うものだろうか。新たな市場価値となるものだろうか。

商標出願から (ホンダ)

Nシリーズが面白い。これから先、どんなものが出てくるだろうか?


登場済み。2013年に最も売れた軽自動車。


これも登場済み。古いN360を現代的に。強い支持を示すファンが居る様子なのが楽しい。


最近登場したワゴン。ライバルをよく研究されている印象。


未登場。WGNは、この名前で出ると思っていた。


これも未登場。FREEというキーワードがとても気になる。



未登場。何だろう?気になる。


Nの下に3か4文字のアルファベットから外れているもの。スラッシュって何になるんだろう?

商標出願されたり登録されたからといって、必ず商品化される訳ではない。しかし商品化される前に出願されるという傾向はあるので、これからどんなものが出るのか?を予想してみるのは楽しい。


2014年2月19日水曜日

ユーグレナ(入りの何か)を主食にできないか?

ユーグレナの取り組みの一つに食料問題というものがある。

さようなら、食料問題。  http://euglena.jp/solution/foods.html

先日も書いたが、この問題を解決するには、空腹を満たす必要がある。ドックフードは商品化されていて、犬の空腹は満たせるのだから、人のそれにも取り組むと良いのではないか。

主食というと、米や麦、トウモロコシ、ジャガイモといったものが各国で食されているが、これらとユーグレナを組み合わせて、毎日食べられるものができないのだろうか。

もう一つ、ユーグレナで気になるのは、ユーグレナを作っているのは、ユーグレナだけということ。食料問題を解決するために、ユーグレナが供給できるとして、それを得るには対価が必要。農業等で自給できる食材であれば、労働と食料それぞれの問題解決に寄与できると思うが、ユーグレナは、ユーグレナから買う必要がある。

パン・アキモトの救缶鳥プロジェクトは、この点で良く考えられたビジネスモデルだと感心する。

補助栄養ではなく、人の主食に紛れこむことができれば、ユーグレナの役割は大きくなるのではないかと思う。それをユーグレナだけで成し得ないのであれば、それができるパートナーが重要になるのではないか。

続けることの凄さ M3


BMWの3シリーズ(F30)に、「M3」が追加された。この画像は、日経プレスリリースから引用したもの。

BMWJ、「ニューBMW M3セダン」と「ニューBMW M4クーペ」の予約注文受付開始

初代M3がE30で登場したのは1985年。E36では1992年。E46では2000年、そしてE90は2007年にそれぞれM3が登場した。3シリーズのM社仕様というと語弊があるのかもしれないが、毎モデルで続いていることが凄い。エンジン形式や排気量が違うので、出力も変わっているが、それでもM3であることに違いがないということも凄いと感じる。

例えば、日産のスカイラインGT-Rは(古いのはまた別モノ)、R32型から、R33、R34とエンジンは変わらなかったし、丸形テールといったアイコンも変わらなかった。スカイラインではなく、日産GT-Rになった現行R35は、コンセプトからまったく違うものになった。つまり、名前は続いているが、GT-Rが続いている訳ではない。

長い期間に渡って変わらないというのは、変わり続けていると同じ意味なのだろう。使っているエンジンが同じやアイコンが同じということではなく、市場での立ち位置や得られる支持が継続するということなのだろう。やはり凄いことだ。

商標出願から(ソニー)

ソニーのSmartWatchは商品化済み。

Smartに続く一語が何かで、商品像が見えてくるかもしれない。ソニーが2013/12/27に5つの商標を出願している。


  • Smartware
    • 装着可能な電子機器,高性能な装着可能な電子機器,…
  • Smartband
    • バンド型の装着可能な電子機器,高性能なバンド型の装着可能な電子機器,…
  • Smartcore
    • 装着可能な電子機器類に着脱可能なモジュール,高性能な装着可能な電子機器類に着脱可能なモジュール,…
  • Smartclip
    • クリップ型の装着可能な電子機器,高性能なクリップ型の装着可能な電子機器,… 
  • Smarteyeglass
    • 眼鏡型電子機器,…


いずれも、体や衣服に装着して使う電子機器といったものの様子。

SmartGlass は、セイコーエプソンが、2013/12/05に出願している。GLASSはグーグルが2013/05/30に出願。

同様にSmart〜な商標が増えるかもしれない。この中から市場から強い支持を得るものが出てくるだろうか?

2014年2月18日火曜日

新カラー (LAMY)



DKSHジャパンのプレスリリースより

ドイツの筆記具メーカー「ラミー」の新商品・限定カラーが登場「ラミー ロゴ プラス」

ロゴはシンプルなボールペンで、これまでカラーが少なかったが、新しい限定カラーはきれいだと思う。

ただし、このロゴのクリップ、シャツの胸ポケットに挿すには、少々位置が悪い。

ユーグレナで足りるもの足りないもの

ユーグレナのど飴を買って食べてみたが、特別どうということもなく。

http://www.uha-mikakuto.co.jp/euglena/index.html  UHA味覚糖

単にのど飴ということであれば、他にも商品は沢山あるし、もっと美味しいと思えるものもある。ほしや製菓の「デリシャスミント」や「とっておきの雪塩のど飴」はその一例。

http://www.hoshiya-seika.com/  ほしや製菓

特に美味しいということはないし、栄養価が高いといっても、空腹を満足できるものでもない。美味しく、ボリュームも必要なのでは?と感じる。

それはもう考えられていることかもしれず、先日放送されたカンブリア宮殿の、パン・アキモトでの一例。

http://www.tv-tokyo.co.jp/cambria/backnumber/20140206.html  カンブリア宮殿

美味しいパンにユーグレナが混ぜ込まれていて、ボリュームも満足でき、パンだけでは得られない栄養価を補えるとなれば、日常の食として、とても良いのでは?救缶鳥プロジェクトの商品にもなれば、ユーグレナの社長さんの思いにも通じるのでは?

http://www.panakimoto.com/   パン・アキモト

ユーグレナで足りるものと、足りないものがある。足りないものはユーグレナではない何かが補う必要がある。それはユーグレナが補うことにもなる。商品としての食品になる食材の一つとして振る舞えば良いと思うし、そこにユーグレナにしかできないことがあるのではないかと思う。


2014年2月15日土曜日

答えは残すべきか?


フォントの所在。

スタイルシート見れば分かると思うが、そういうことでは情報や記録にはならないんだろうか。説明は冗長なくらいで良いんだろうか。いつも迷うことだ。

対象のページのソースを見ると、mac-iconというclassが指定されているから、スタイルシートのどこかにフォントの指定があるだろうと予測できる。

http://www.apple.com/jp/30-years/

いくつか指定されているスタイルシートを見て(mac-iconを検索して)いくと、次のもので指定されていることが分かる。

http://images.apple.com/v/30-years/b/styles/datavis.css

ベースURLに続いて、/からのパスを直接指定すれば、フォントがダウンロードできる。

http://images.apple.com/v/30-years/b/fonts/mac-icons/mac-icon-standard.ttf
http://images.apple.com/v/30-years/b/fonts/mac-icons-simple/mac-icon-simple.ttf

このフォントのパスだけを示して、隠しフォントがあるぞなどというのは情報なんだろうか?

フォントで表現

Macの30年ページ

http://www.apple.com/jp/30-years/

各年に発表されたMacのアイコンは、フォントで表示されている。どこかの記事にもなっているようだが、このフォントを入手することができる。

フォントの在処は、ページで使っているCSSを探すと見つけることができる。

http://images.apple.com/v/30-years/b/styles/datavis.css

フォントはstandardとsimpleの2種類。


mac-icon-standard

mac-icon-simple

あなたの初めてのMac




なぜ、音楽ライブラリの管理(iTunes)が選択肢に無い?

あなたの初めてのMac


http://www.apple.com/jp/30-years/your-first-mac/

自分で買ったのは、2004年のiBook G4が最初。今使っているのは、MacBook Pro 15"とAir 13"。

やりたいことがある。その為に環境や道具が必要で、それは簡単に使えるものが良い。道具はその時々で最適なものを選んで使えば良い。

2014年2月14日金曜日

宅配便のコンビニ受け取りでコンビニは儲かるのか?

Amazonで買った商品を、コンビニで受け取っている。自分の都合の良い時間に、最寄りのコンビニに行けば良いので、とても便利だと感じている。

受け取りに行ったタイミングで、丁度揚げ物ができたてだったりすると、ついでに買ってしまうことがあるし、他にもついでの買い物をすることがある。これはコンビニにとっての売上に寄与するものだろう。

単純に荷物だけを受け取る事の方が圧倒的に多いが、商品の代金しか払っていないし、送料も無料。利便性が向上するという受益者であるにもかかわらず、コンビニに何らかの対価を払うという自覚が生じない。

ビジネスモデルの一つだから、当然何らかのフローはあるはずだが、受益者がそれを自覚しないというのは凄いことだと思う。

ヤマト運輸が、コンビニ受け取りサービスの対象店を拡大した。ファミリーマートと、サークルKサンクスがその対象。

http://www.yamato-hd.co.jp/news/h25/h25_80_01news.html

クロネコメンバーズ向けのサービスだが、荷物を受け取る側にとって、このサービスに費用は生じない。サービスを向上して、シェアを取り、稼働率を上げるというのは、分からないではないが、コンビニは儲かるんだろうか?と、対価を払わず、サービスを受けることに、疑問を感じることがある。

2014年2月13日木曜日

商標出願から

任天堂が「ポケタッチ」という商標を出願している。

通常のビデオゲームであれば、区分は9だけだが、これには41も指定している。つまりスマートデバイス向けにも出るものではないか?と予想できる。

2014年1月30日の経営方針説明会でも、スマートデバイスとの関わりについての言及があった。

http://www.nintendo.co.jp/ir/library/events/140130/index.html

ポケタッチが、単なるプロモーションなのか、収益性がある新しいゲームなのか、ゲームや映画といったものと連動するコンテンツサービスなのか、まだ分からないが、出願日は平成25年(2013)11月1日。少なくとも2013年末商戦の前に、すでに決まってたものだということ。年末商戦の結果を見て考えたものではないということ。

高精細でボリュームが大きいビデオゲームは正常進化の一つかもしれないが、単純に新しく面白いと思えるような、ゲームを出して欲しいな。

経営よりも商品

会社や組織の状態の善し悪しは、誰がどんな経営をしているか?よりも、単純に、売れる商品を持っているかどうかだよなぁ。つまり、市場で顧客を得て、支持を受けているか。

どんなに立派な経営理念や企業理念があっても、商品(サービス含む)を持っていないなら、組織を維持することはできないね。組織の大きさには依らない。

例えば「最高に美味しいラーメンを提供する」という理念を持ったラーメン屋さんが、美味しいと思われるラーメンを提供できないなら、ラーメン屋を続けることはできない。なんだか当たり前のことなんだけれど、今ある組織って、これを見失っている気がする。

サーバーの世代交代

2004年に導入したサーバーを、廃却する為にラックから解体した。

300GBの3.5インチHDDを使ったストレージや、PC2-3200なんてメモリーは、今となってはねぇ。

今ではすべて仮想化へ収容するのが当たり前。拡張はオンラインのままできるし、何らかのトラブルで縮退することがあっても、いくつかの仕組みで稼働を維持できる。楽になったものだ。

サーバー管理者が、物理的な仕組みから経験することさえ無くなっていくんだろうか。最初からサーバーは雲の上なんてことも珍しくはないのだろう。

かつてのミニコンをUNIXがダウンサイジングし、UNIXをWindowsが置き換えていった。今はOSなんて関係なく、仮想化されたサーバーがある。サーバーの仕組みが変わるなら、それを管理する世代も変わるはずだが、それに組織の仕組みが追従できない。つまり世代は変わらない。ただ失われていく。いや、流動化しているのかな?

Bloggerを選んだ理由


  • 記事内容と関係無い広告が出ないから
  • Googleのサービスの連携性を知っておきたいから

個人的に気になることを書いたとしても、誰かの目に止まったり、役に立ったりということはないだろうし、色々なサービスを使ってみておかないと、今どこにどんなものが、どんな水準で存在するのかが分からなくなるし。

かつて「HTMLエディタ」なんて商品があったなー、なんてこのエディタを見ながら思ったり。HTMLべた書きできるスキルなんて、今更何の役にも立たないしw

HVのリコール

ホンダ、トヨタとHV車に対するリコールが立続け。プリウスの国内99万7千台、世界190万台という対象数に驚く。

ホンダ フィット、ヴェゼル のリコール
http://www.mlit.go.jp/report/press/jidosha08_hh_001530.html

トヨタ プリウス のリコール
http://www.mlit.go.jp/report/press/jidosha08_hh_001531.html

どちらもソフトウエアの修正が含まれる。ソフトウエアといっても、メモリーに格納されたものを書き換えるのか、基板交換なのか。

HVやアイドリングストップといった、所謂エンジンからの動力以外の制御を必要とする仕組みは、ますます複雑になっている。ブレーキは減速、停止する為だけでなく、姿勢を制御したり、エネルギーを回生する(ことで減速もする)仕組みでもあるし、アイドリングストップする車は、エンジンの負圧を使えないから、ブレーキのブースターは別の経路が必要になる。エンジンが停止していると、ノイズ源も無くなるから、その間動作するものは音が問題になることもある。

THSやDCTといった変速機の仕組みそのものは複雑なものではないが、その制御は様々な情報を必要とするし、その結果が、人が感じる不自然になってはいけない。

今更に、エンジンのダウンサイジングや軽量化、熱機関の効率といった、基本的な性能の底上げと、付加される安全性を向上する制御とのバランスが大切な気がする。

2014年2月11日火曜日

初期設定後の所感

キョウビ、こんなこともできるんだなー。一つのアカウントに関連する情報がどこまでつながってしまうのか分からない。怖い気もする。