2014年2月20日木曜日

生活インフラとしてのコンビニ

二週連続の週末の大雪で、物流が滞った。スーパーやコンビニで食料品在庫が無くなるという状況は、あまり起きない出来事だが、セブンイレブンは、ヘリコプターを使った配送を試みたようだ。


ヘリコプターで配送すれば、その配送を販売しても元は取れないだろうが、そういう判断ではないし、単なるプロモーションでもないだろう。コンビニという存在が、ライフラインとして機能するか?ということだ。

いざというときのライフラインとして機能するという実績を示すことは、企業の信頼につながるものなのかもしれないし、それは日常の支持につながるのかもしれない。いずれにしても、大雪に限らず、何らかの自然災害等が起きた場合に、食料や生活必需品の供給を続けられるという信頼こそが、ライフラインとしての認知だろう。単なるコンビニエンスという存在ではなくなるし、その店舗には可用性が求められるようになるのかもしれない。可用性の向上はビジネスとしての効率性の悪化だろうか?必要なコストだろうか?コストを上げずに実現できることだろうか?

コンビニが市場に供給する商品やサービスは、これからも増えるだろう。それは、これまで起きたように、他の小売りやサービスから市場を奪うものだろうか。新たな市場価値となるものだろうか。

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